「一度にウサギが5匹も生まれたから、飼えなくなりました。」
そんな理由で数年前、我が家にやってきたネザーランドウサギのモーフィーちゃん。
いつものように仕事を終え、帰宅後一番に風呂に入り、食事を済ますと、焼酎を呑みながら読書をするか、見たかった映画を観るがささやかな贅沢。
一杯呑みながら、今日も疲れたなと微睡んでいると、僕の周りをクルクル回ってる。
よしよしと、膝の上に抱き寄せると、じーとしている。
いつも家の中では寝てばかり。
「キミは寝るのが仕事で良いよね~」
全ての生き物に、生まれて来た意味があるという考え方があるのであれば、この子は何のために生まれて来たのだろうと考えてみた。
この子自身が我が家に来て幸せかどうかは、わからないけど。
我が家はこの子のおかげで、本当に癒されている。
まだ幼かった子供達にとっても育てる責任や愛おしさを感じる経験をさせてくれたと思う。
思い出をふくめ、たくさんの贈り物をありがとう。
そんなことを感じる夜でした。
↑我が家に来たばかりのころ
「こんなに豊かな気持ちにさせてくれる、君はすごいね!」
そういうと、心なしか嬉しそうなつぶらな目をしている、我が家のウサギちゃんでした。