白と虎の個性

白と虎が我が家に来て3月で満3年、ようやく2匹ののことがわかってきました。2匹が自分から私に寄ってくることはないけれど、話しかけて捕まえて、ゆっくり長時間撫でていると、落ち着き、優しい顔になります。終わると耳を下げ「もう行っていいの?」という顔をして逃げていきます。
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3年経って何も変わっていないように感じても、最初の頃を思い出すと、触れてもパニックがなくなりました。噛むこともなくなりました。失禁することもなくなりました。近くに寄るまで逃げなくなりました。ほんの少しずつだけだから、気づかなかった変化も、3年経って振り返ると大きく進んだことに気づきます。
以前は、私自身が2匹のことを理解できておらず、接し方自体に問題がありました。犬は群れをなす縦社会の生き物であるからと、私を噛んだ時などは怒って見せ、2度と噛まないようにボス的な振る舞いをしたり、積極的に変化をするよう、求めれば求めるほどか彼らからすると窮屈な環境になっていったのでしょう。より2匹は私と距離を取るようになりました。
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アメリカのベストセラー、アニマルマッドネス、7カ国後に翻訳せれた有名な本の著者が言っていたのですが、動物も人間と同じように心の病になり、精神疾患が存在するというのです。であるならば今までの私の接し方は間違っていたかもと思うようになり、2匹も少しづつ変わって来ました。ただ寄り添うだけではありますが、動物も人間も皆、誰かとつながることで癒される。そんな当たり前のことを2匹が感じさせてくれました。
白、虎、気長にいくからこれからもよろしくね(^_-)

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そふえ もりつね
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